飛騨高山での観測:その1
●4/29(日)早朝
4/28(土)午後9時に家を出て、まっすぐ
飛騨高山へと向かった。
平湯のバスターミナルに到着したのが、日が変わって
夜中の1時半。
やはり月が出ているせいもあって、天の川までは、
見えなかった。ただ、3時過ぎになったら
月が山の陰に隠れて、空一面は、星の海となった。
天の川も白鳥座~こと座、わし座~いて座方向に
淡く広がっているのが確認できる。
今がチャンス!!と思い、
10cm短焦点を車から出して、まず、こと座へ向ける。
す、凄い、星の数…。
めくるめく星の海というのは、こういう事なのだなぁ…。
10cmの望遠鏡の視野の中、
数千の星…は、大げさかもしれないが
そのくらい星が見える。
K-20のアイピースを付けて、25倍での観測です。
M57のリング星雲も、通常は、25倍では
見えないと思っていたが、確実に恒星とは違う
雲の塊のように見え、最高でした。
そして、そのまま、白鳥座のアルビレオ(くちばしの星)を
挟んで対象位置に向けると、あったぁ…!!!
こぎつね座の「あれい状星雲:M27」。
25倍で、7mmくらいの視直径で見える。
ちょうど、長方形の長手方向の両端が丸くなり、
短い方向が潰れて、凹んでいるような
まさに、鉄亜鈴そのもの。
7.6等星なので、結構明るく見えました。
惑星状星雲としては、割と大きいですよね。
25倍で7mmくらいに広がるのですから。
このM27の周りにも、凄い星の数です。
「いやぁ、望遠鏡を持ってきて良かったぁ…」
次に、さそり座の1等星アンタレスを目指します。
アンタレスと同視野に淡い雲の塊が
入ってきました。
M4(さそり座の球状星団)です。

25倍での視直径は、約1cm。
ガイド本には、赤みがかった色をしている…と
書かれておりますが、殆ど白っぽいです。
ただ、かなり淡い。
星には分解できませんでしたが
何となくザラついている星雲という感じでしょうか、
星雲では違和感があるような感じの
星雲状でした。
次に、おおぐま座の北斗七星の方角を向けましたが
もうひしゃくは、かなり下に下りています。
M81,M82の系外星雲を見たかったが、
位置的に悪く、試みましたが、無理でした。
また、3時から1時間観測しただけでしたが、
そう、夜露がべっとり望遠鏡を濡らしてしまっています。
主鏡も夜露で、曇ってしまいました。
アイピースも、拭き拭き見ましたが
限界!!!!!
4時を回った頃、カシオペアが山間から
上がってきました。
私は、アンドロメダ大星雲を見たくて見たくて
ずっと、寒さをこらえて待っていました。
気温-5度で、スウェットに毛糸の上着姿。
下はジーパンで、サンダル履き。
とても寒くて、指を噛んで、寒さをしのいでいました。
しかし、残念ながら天文薄明が始まり
空が明るくなってきてしまいました。
アンドロメダ大星雲は、お預けです。
観測場所の風景です。
明るくなってきたので、写真を1枚。
中央に映ってる星は、木星です。
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