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2015年10月

2015年10月23日 (金曜日)

ファインダー調節金具 自作(KT-10用)

オルヴィスのKT-10、長いこと、ファインダーの調節に悩まされてきた。
大口径の望遠鏡なら、それ相応の口径5㎝くらいのファインダーが付いているので、
それクラスになれば、ファインダーの調節装置がちゃんと付いている。
しかし、KT-10のように、小さなファインダーだと、まぁお手上げというのが
普通だろう。
特に、このKT-10のような小型の望遠鏡だと郊外へもっていくには好都合、
そして酒を飲み酔っぱらった頃に
天候が良くなり、
さぁ、観測しようと
ファインダーがうまく調節できない…というのが通常である。

そこで、今回、覚悟を決めて、じっくりと作ってみた。
作ったものを装着したのが下の写真↓

3

部品の分解した写真は、これです。↓

Dscf3673

向かって左から収納具、コイルバネ(線径0.5mm、外形寸法4mm)、可動ピン(1.4mmのロット線)、
そして一番右が6mmのネジです。

組み立ては、収納具の下面(6mmのメスネジが開いている)の方から
可動ピンを入れ、次にコイルバネを入れて6mmのネジで蓋をします。
この状態で、中のコイルバネで可動ピンが押し出され、保っています。
更に、収納具の先端には、5mmピッチ0.8の雄ネジがダイスで切ってありまして、
中央に1.5mmのバカ穴が開いてあります。
そういう構造なので、
ファインダーに取り付けた時、
可動ピンが一番長い状態で保持され、
あとの2つのネジを緩めたり締めたりすると、
ファインダーが動ける仕組みになっています。

これで、実際の風景で見たら、動作が少しぎこちなかったので、
他の2か所のネジも5mmの長いネジに
替えましたら、
スムーズに動きました。

セットで付いてきた短いネジは
調節には不向きで、
長めのものに替えた方が賢明です。

製作にあたっては、可動ピンの座金部分も私の手作りで、
1.5mmの穴の開いたワッシャを作り1.4mmロット棒に
旋盤でお椀型に削り、それを穴に入れてカシメました。
なので、全て家に落ちてた材料で手作り、
材料費0円での製作です。
しかし、何せ手間が大変だった。
収納具の中心に1.5mmの穴を開けるのも、
鉄ですから、旋盤で開けたら通常は折れるでしょうし、
例え開けられたとしても
細すぎてセンターが曲がる可能性大です。
ですから、センター出しをしたら、ボール盤で開けました。

今回は、試作という事で、家にあった鉄材で作りましたので
錆防止のため、マジックで黒塗りしましたが、
もう設計は完璧なので、快削真鍮の丸棒で本格的に
作り直そうと思っています。
後日またブログに載せます。

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