その他器材修理加工

2010年5月 1日 (土曜日)

アイピース関連の光軸修正

光軸修正というと、反射望遠鏡などの場合、
主鏡と斜鏡に全てを覆い被せるような
感覚になりがちだが、倍率を高くして、
惑星などの観測をする場合には、
アイピース関連などの光軸修正も、必要である。
といっても、光軸修正治具などはなく
覗いて惑星像の加減から、判断するしかないのだが、
今日、晴れていたので、土星を口径25cm望遠鏡で、
バローレンズ(8倍バロー)とK-20で480倍で
見たところ、土星本体の模様が見えないという事に
なっていたので、直にK-20で60倍で見たら、
ドンピシャンに光軸が合っている。
どうやら、8倍バローレンズが問題だとわかったので、
バローレンズを分解したら、レンズ押さえに、
少しの隙間(クリアランス)があり、これを補うために、
レンズ押さえの周りに、セロテープを2回巻きつけた。
これによってガタがなくなり、完全に芯を得た状態になった。
ガタといっても、100分台の隙間だが、
私は、町工場もやっているので、フィットしてても、
どの程度の力を加えてレンズ押さえが収納できるか?で
手の感覚というか、そういう感覚で、
1ミリの100分の*の誤差も
わかるのです。
職人の勘ですね!
今の状態は、100分の3ミリの芯のズレ程度だと思います。

これなら、OK。
100分の1は、出ない、出せない。
だから、勘合で100分の3の誤差は、最高!

これで、土星を見たら
「うわぁ、すげぇ!」今まで見た事がないくらいの
リアルな像です。
土星の本体元の土星の環との隙間も見えるし
本体の縞模様も複雑に入り組んでる部分も淡いが
見えました。

尚、光軸修正に適した惑星は
火星です。
火星の模様が、はっきり見えればOK。
もし、少しでも光芒が周りに付いていたら
アイピース関連の光軸が合っていません。

惑星観測では、アイピース関連の光軸修正が
一番大事で、一番大変。
でも、これを芯出しで、ドンピシャンに合わせると
凄い像になるので、やった方が良いですね!

ちなみに、芯出しに必要なものは、
セロテープ’(100分台の誤差を補う)

ドロチューブなどの軸調整では、新聞紙などを
挟むとこれも有効です。
以前、ドロチューブの僅かな角度のズレを
新聞紙1枚で補いました。

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2009年12月31日 (木曜日)

斜鏡の光軸修正治具製作

KT-10は、主鏡全体が見えないので
斜鏡の調整が甘くなりがちである。
そこで、斜鏡用の光軸修正治具を作ってみた。

2009_12310001

これは良い物を作った。
実際に、今日の夜、晴れてるから
星を見てみようと思う。

それで、これも、どんな口径のものでも
可能なように、今後、考えて
作ってみます。
ご期待下さい!


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2009年12月29日 (火曜日)

天体望遠鏡も鏡の大掃除。自作の光軸修正アイピースも最高!

25cmドブ、11cm短焦点の2台の大掃除をしました。
主鏡を外し、湧き水で濡らして拭きました。
汚れが、ベットリ付いていました。
曇りも取れて、スッキリ。
今、外へ出して、星をみました。
良く見える。

光軸修正も、ドンピシャンだし、
私が作った木製の光軸修正アイピースは
ほんと、役に立ちます。
木製で軽いから、おじぎしないんだよね。
以前、レーザーコリメーターを使っていたけども
あれは、金属製だから、使い勝手が悪い。
メーカーも短くすれば、おじぎをしない…などと
短めに作っているが、そもそも金属なので
重たいから、それで具合が悪い。
光軸修正アイピースは、木製に限るね。

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2009年10月14日 (水曜日)

ファインダーを使い易くさせるために。

小型のファインダーは、3点で位置を固定するために、
非常に、使い辛い。
私は、1箇所に板バネを入れ、また、ガタを無くすために、
ホルダーの元部分に、フィットする大きさの筒を入れる事で
解消を図ろうと考えた。
その筒は、サランラップの芯。
まぁ、これから、うまくいくか試してみる。

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2009年10月 8日 (木曜日)

10cm反射望遠鏡製作 概観完成!

10cmF9のニュートン反射が
何とか完成した。
ただ、これ用のアイピースで
私が自作したラムスデンの30mmが
ツヴァイスサイズより若干大きいので、
明日にでも修正しようと思っている。
100分台を削ればOKなので、
旋盤にくわえて、ペーパーだな。。。

あとは、架台の使う三脚の
ハンドル部分のあそびが少々あるので、
そいつを直そうと思っている。

それと、ファインダーだな。
ファインダーを調節する3本のネジを
バネをかわして、楽チン修正といきたいもんだ。
ま、明日、考えようと思う。

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2009年10月 7日 (水曜日)

10cm反射F9の修理。

昨日から、10cmF9の反射望遠鏡の整備を
始めた。

昨日、今日とほぼ8割は完成。
昨日は、ファインダーの整備。
十字線が壊れていたので、くもの巣を探したが
探そうとすると、見つからないものです。
そこで、何とか細い極細の線で、
十字線を作り、接着補強。

今日は、架台部分を作りました。
架台と言っても、カメラの三脚とのつなぎの
ホルダーです。
軽めに作るために、木材の板を使いました。
1/2インチネジは、板に直接ねじ切りしても
いずれ、ダメになるので、ロット棒の12mmを使用。
ここの中心にネジを切り、板の中心に埋め込みました。
そして、鏡筒のカーブに合わせ、
研削盤にてR加工をしました。

あと、以前自作したアイピースR-30が
31.7サイズだったので、
それを辞めて、24.5サイズに変更するために
杉材を使って、スリーブを作り、
それをアイピースに格納しました。

あとは、鏡筒に、今日作った三脚ホルダーを
固定するのと、アイピースの見口を
杉材か何かで作ろうと思っています。
それで、完成ですが、
これは、明日、やろうと思っています。

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2009年8月27日 (木曜日)

依頼を受けて、アイピースを製作した。

携帯電話のレンズを使用して
アイピースを作った。
2009_08270001

午前中に、旋盤で加工して、今、昼休みに組み立て
外の景色を見たら、ドンピシャン!
光軸も合ってる。
これで、あとは、マジックで塗って
夜にでも、木星で試し観測してみるか?!

しかし、携帯電話によっては、
レンズの視野が、更に狭いものもある。
今回、送られてきた使用済みの携帯電話は、
私の携帯のレンズよりも、更に少しだけ狭かった。
この周りを削ったとしても、レンズを損傷する恐れも
あるので、その手前で辞めておいたが、
まぁ、このくらいなら、木星とか惑星ならば、
何とかいくでしょう。
月面には、全く狭すぎるけど。。。。。

携帯エコアイピース2.5mm
私の25cm反射で、480倍。

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2009年5月25日 (月曜日)

主鏡のセルの新しい構造を考える。

ニュートン式反射望遠鏡は、
架台を移動の際に
どうしても、ぶつけたり…
それで、光軸が狂ってしまう事が多々ある。

これは、主鏡止めのゴムなど
単にそれだけでは、ダメな訳で
私は、そのゴム(主鏡止め)の構造を
コの字型にした止め部を要したもの、
或いは、主鏡止めのゴムを
2つの部材から成るものに考える
必要性があると思った。

光軸修正は、確かにマニアックな楽しみがあるし
ピターッと合った時の感動は、
言葉にならないくらいだ。
だから、これからも必要ではあるが、
移動ごとに…ともなれば、
毎回、ファインダーの調節もあるし
それは、面倒???
特に、年をとってくると
それは負担につながる。

だから、その防御構造を
考える必要もあり
今日、とりあえず、1回目として
書きました。
今後、何回かに分けて
考察していきたいと思っておりますが、
何か、良い案がありましたら
記事にコメント、或いは
トラックバックとして
残して戴きたく存じます。

これも天体望遠鏡の発展のため。
ちと大げさか???
でも、それくらいの価値ある事だと
思っております。

どうぞ、宜しくお願いします。

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2009年4月24日 (金曜日)

簡易カニメ治具を作ってみました。

2009_04250001

今日、接眼レンズが汚れてきたので、
クリーニングするために、カニメ治具を
作りました。

上記の写真のように、単なる金属板をシャーリングで
切って、先端をグラインダーで中央部分を
Rに削り逃がしました。(向かって右側)
板は、家に落ちてたブリキ板です。厚みは0.4mm。
幅は、ノギスで測って、適当に切りました。

カニメ治具といえば、ネジ付きのものとかは
うん千円しますが、こんなものは、
単なる板で十分です。

これで、アイピースを分解して
掃除したら、綺麗になったこと。。。。。
アイピースもたまには掃除しないと
いけませんねー。

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2009年4月17日 (金曜日)

光軸修正アイピーステスト(成功)

今日、曇っていたが、ところどころに晴れ間も
あったので、実際に部屋で合わせたあと、
即、実際の星を入れてみた。

ドンピシャンで、光軸が合ってます。
何も星で再度調整しなくて大丈夫。
やはり、精度は出てました。

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